2008年08月06日

株式入門のお話し

殆どの人が株という呼び方をされていると思います。私もこれまではずっと株と言っていました。しかし株は正式には「株式」と言うそうです。そもそも株式とは企業が発行する券のことなのです。そういえば「株券とかって聞いたことありますね。これまでは企業が発行する紙切れなどと表現する場合も合ったようですが、2009年からの株式電子化に向けて紙切れという表現は使わなくなるようです。このような流れから見れば初心者にとってはよりいっそう株式というものがわかりづらくなりました。

しかし、これらは企業の経営権というものを小さくしておすそわけしたようなものだと考える事が出来るのではないでしょうか。

それは例えば企業全体で1000万個の株式を発行していたと仮定するとします。そのうちの100個を買うことにすれば、それは全体の10万分の1の経営権を手にした状態になることはお分かりいただけるでしょう。そうすることにより例え少しでも経営権を持っていることに変わりはないのですから、特典として株主総会で経営についての意見を言ったり経営者として企業からサービスを受けることもあるわけです。


もっと言うならば企業の儲けを分けてもらえることもありえる話しです。さらに、これから人気が上る企業やすでに人気企業ならば、その経営権は魅力的なのは当然です。このように多くの人が株式を欲しがれば、必然的に値段は上がります。このような状況を株が上がると言います。

そしてこれらとは逆に倒産寸前の企業の経営権を欲しがる人はほとんどいません。こうなると株の値段(株価)は、下降の一途をたどることとなります。

このように株価の変動に目を向け利用し、安い時に買って、高い時に売るのが株式取引の基本なのです。株が上がったとか下がったなど、その時の状態を把握して売買をくり返すことにより、利益を積み重ねるのは株の醍醐味です。このように株券そのもののことだけでなく、取り引きそのものを「株」と呼ぶ場合もあるので付け加えておきます。最後に気に入った企業の株式を売らずに持ち続けることで発生するメリットも当然あることもお伝えしておかなければならないでしょう。株というと何かリスクばかりが表に出ているイメージがないとも言い切れませんが、基本的なことをしっかりと身につけて取り組めば面白い世界なのかもしれません。


タグ :株式株券

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Posted by 夢丸 at 10:44│Comments(0)株式
 
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